京都市の道路の中央分離帯で、立派に育ったスイカがカメラにとらえられた。
孤立した場所で大きく実ったスイカに、地元の人の驚きの声が集まっていた。
道路の管理事務所は、鳥がスイカの種を運んだ可能性を指摘していたが、人が近づく危険性からスイカは撤去したという。
中央分離帯でスイカが“ポツン”
京都市下京区で17日、中心部を走る道路の中央分離帯で育った立派なスイカが撮影された。
通りがかった男の子も。その光景に思わず「スイカだ!」と驚きの声を上げる。

地元の人たちでも、大きくなるまで気がつかなかった人もいるようで、「すごいですね!びっくりしました!ここに住んでるんですけど、全然気づかなくて」とびっくりしている様子だった。
また、道向かいから「植えたのかな?」、「いいの見られたね!大発見!」と、興味津々に男の子とお母さんがスイカを見物している姿もあった。
鳥が運んで自生?すくすくと成長
道を管理する国交省の京都国道事務所によると、この通りは横断が禁止されていて、スイカは、鳥などが運んできた種から自生した可能性が高いという。
地元の人に、スイカが今後どうなってほしいか尋ねると、「それは難しい問題やね。置いといてもらった方がどうなるか気になるけどね」と語っていた。

しかし京都国道事務所は、住民が近寄ったり、取りに行ったりする危険性があることから、同日午後3時半ごろにスイカを撤去したという。
(「イット!」 9月17日放送より)
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