実家を売却する、いわゆる「家じまい」について、その際住んでいた親の平均年齢が80歳だったことが分かりました。
調査は、「墓じまい」ならぬ、親世代の住居を売却する「家じまい」の「検討者」「経験者」、合わせて700人を対象にオープンハウスグループとLIFULLが行いました。
「経験者」の親の平均年齢は80歳(父母ともに)、「検討者」ではそれより2~3歳若く(父親77歳、母親78歳)、親が「健康寿命」(男73歳、女75歳)を過ぎて検討が進む実態が明らかになっています。
売却の検討を始めたきっかけでは、「家の維持・修理が大変」「家族・親族との死別」または「高齢化」との回答が多数を占めました。
一方、検討は始めたものの売却に至っていないケースの理由としては「特にない」に次いで「時間的余裕がない」「家族の意見が決まらない」「家の片付けが終わらない」などが上位に挙がっています。