タイ・バンコクの国際空港付近の公道でスーツケースにまたがり、スマホを片手に持って“爆走”する女がカメラにとらえられた。
女は、後方からバスが迫る中でも平気な様子で走行していた。
日本では、電動スーツケースによる違法走行が6月に初めて摘発されたが、タイでも公道の走行は違法だという。

スーツケースで公道を走る女

タイの首都バンコクにある国際空港付近の道路で撮影されたのは、スマホをいじりながら電動スーツケースで車道を走る女の姿だ。

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観光客とみられる女は、大きな黒のスーツケースを引っ張りながら、ピンクのスーツケースに座っている。

スーツケースには小さなタイヤがついており、女の両足は何かに乗せているのか宙に浮いている。
あろうことか、女は電動で走るスーツケースに乗り、公道を走行していたのだ。

さらに女はスマホに夢中で、視線はスマホに向けられ、前を見ていないように見える。

女はそのまま、右の車線に移り、バスの後ろについた。

一度、足をついて向きを変えると、再び走り始める女。
その後ろからは別のバスが迫っていて、危険な状態だった。

日本でも摘発…危険な電動スーツケース走行

日本では6月、中国籍の女が電動スーツケースで歩道を走ったとして、全国で初めて摘発された。

今回映像が撮影されたタイでも、電動スーツケースでの公道の走行は違法だという。

乗っていた観光客の女は、すでにタイから出国していて、当局は同じような事例を見かけたら通報するよう呼びかけている。
（「イット！」 9月3日放送より）