阿蘇市町村会は、2026年に阿蘇郡市で開催が予定されている県民体育祭について、輪番による開催を引き受けないことを熊本県スポーツ協会に8月通知した。阿蘇市町村会は「一つの郡市で全ての競技を開催するのは難しい現状がある」としている。

他のからも意見挙がる『輪番制』の是非

県民体育祭は熊本県内最大のスポーツ大会で、県内を10のブロックに分けて、毎年持ち回りで開催されている。2024年の大会は9月に天草市、上天草市、苓北町で行われ、23競技に約6200人が参加予定だ。

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今回、熊本県スポーツ協会に輪番での開催を引き受けないことを通知したのは、2026年の開催が予定されている阿蘇郡市7市町村からなる阿蘇市町村会。

理由については各市町村の負担が大きいことや、競技に対応できる施設の問題などとし、TKUの取材に対して「一つの郡市で全ての競技を実施するのは難しい現状がある。選手ファーストで開催の在り方を見直してほしい」としている。

熊本県スポーツ協会によりますと、他の市町村からも『輪番制』についての課題や意見が上がっているということで、「今後、負担軽減を考えながら、県民体育祭の開催方法を模索していきたい」としている。

(テレビ熊本)

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