パリオリンピック終了後のフランスで、マクドナルドの「カレーソースの廃止を検討中」とする投稿が話題となった。これは、男子バスケットボール決勝でフランスを破ったアメリカチームで活躍した「カリー選手」にかけたジョークだったーー。
「人気ソースの廃止」の投稿…理由は?
オリンピック終了後のフランスで話題となっているのが、マクドナルド・フランスの「このソースの廃止を検討しています」という投稿だ。

「人気ソース“廃止”」という投稿についてパリで聞くと、パリ市民は「確かに廃止すべきね。フランスが負けて、マックも悔しがっているんでしょう」と笑顔を見せた。
原因は、バスケの頂上決戦だ。
10日、開催国フランスとスター軍団アメリカが激突したパリオリンピック・バスケ男子決勝が行われ、大声援をバックに奮闘するフランスをアメリカのドリームチームがねじ伏せ、5連覇を成し遂げた。

特に注目されたのが「童顔の暗殺者」の異名を持つステフィン・カリー選手。終盤に3Pシュートを連続で決め、フランス代表を眠りにつかせたのだ。

そのため決勝翌日、フランスのマクドナルドは「“カリー”ソースの販売中止を検討する」とSNSに投稿した。しかし、13日に店舗に行くと、まだナゲットの欄にはカレーソースが残っており、あの投稿は、カリー選手にかけたジョークだったのだ。
アメリカも「我々が引き取る」ジョークでお返し
パリ市民は「ステフィン・カリーもいいけど、我々のカレーソースの方がもっといいんだよ」「カレーソースは廃止すべきだ!カリー選手は強すぎた。廃止しよう」と笑顔で話していた。

カリー選手が金メダルを持ち帰ったアメリカのマクドナルドも、ジョークでお返しし、「マクドナルドフランスがカレーソースを不要とするなら、我々が引き取ります」と投稿している。
(「イット!」 8月15日放送より)
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