思わずさわりたくなる大福のような見た目の文鳥の姿が、X(旧Twitter)に投稿され話題になっている。

投稿の写真
投稿の写真
この記事の画像(10枚)

「ぽいんぽいん」というコメントと共に投稿されたのは1枚の写真。ある日の昼、よんちゃさん(@yoncha1107)が飼っている文鳥6羽が集まり、リビングキッチンでくつろいでいたという。

6羽の集合写真を撮影しようとしたよんちゃさんだが、ふと見ると白文鳥のろろちゃん(オス・1歳)の“ぽいんbody”にズキュン!

とてもかわいかったためアップで撮ったというのだ。顔は写っていないものの、この丸い姿を見ただけで愛らしさが伝わってくる。

ユーザーからは「ぷすって刺したら空気抜けて飛んでいっちゃいそう」「けしからんボディですね」「ぽいんの中は幸せいっぱい詰まってそう」などのコメントが寄せられ、6万3000件を超える「いいね」がついている(7月29日現在)。

全神経を手のひらに…

よんちゃさんによると、この“ぽいんbody”を見るには3つの条件が重なる必要があるようで…。

さわり心地も含めてくわしく聞いてみた。

ぽいんぽいん撮影時の様子
ぽいんぽいん撮影時の様子

――この様子を見てどう思った?

かわいい!としか言葉が見つからなかったです。


――投稿の反響をどう思う?

文鳥の魅力を知っていただく事ができて、とてもうれしいです。

ろろちゃんの全体像
ろろちゃんの全体像

――見た目を何かに例えるなら何だと思う?

大福です。クチバシまで含む全体像だといちご大福です。


――“ぽいんbody”をさわるとどんな感じ?

さわり心地は、見た目通りの「ぽいんぽいん」です。しっとりすべすべの羽と弾力のあるお腹で、それはもう至福のさわり心地です。

残念ながら、写真の時のようなぽいん状態の時に触ろうとすると逃げてしまうので、手の中に入ってくれた時に全神経を手のひらに集中させています。

ろろちゃんの雛時代
ろろちゃんの雛時代

――魅惑の“ぽいんbody”を見るための条件は?

1. 周りからキャルキャル(けんか)されない環境。
2. 程よくおネムである状態。おネム過ぎるとえんがわ(脇腹から羽がはみ出ている状態で熟睡、超リラックスの時に出現する)が出現してしまう。
3. 本鳥がご機嫌。

…という条件が重なった時です。

ほんのり甘い砂糖のような匂い

――ろろちゃんについてもっと教えて。

先住の文鳥4羽にもひるむ事なくキャルキャルするものの、飼い主にはベッタリの甘えん坊です。寝る時間になってももっと遊んでいたくて、ケージに入るのがいつもいちばん最後になります。

ろろちゃんは2代目で、初代ろろは我が家で生まれた白文鳥ですが、生後16日目でお空に行ってしまったので、ペットショップからててちゃん(2代目)と一緒にお迎えし、2代目ろろを襲名しました。

ろろちゃんはほんのりと甘いお砂糖のような匂いです。

ててちゃん(左)、ろろちゃん(右)
ててちゃん(左)、ろろちゃん(右)

――普段はどのように過ごしている?

何カ所かあるお気に入りの場所をいつも6羽で移動して遊んでいます。飼い主のところに来て、頭、腕、肩、膝、足など、思い思いのところで餅(えんがわが出て、ぺったりお腹を付けて丸くなっている状態)になってくつろいでいる時もあります。

飼い主さんに優しく穏やか

――どんなときに写真を撮りたくなる?

文鳥同士で遊んでいたり、くつろいでいたり、キャルキャルしていたり…とにかくかわいいのでいつでも撮りたくなります。

先住の文鳥たちと
先住の文鳥たちと

――他にも文鳥の「こんなところが好き!」というエピソードを教えて。

楽しい時、うれしい時、悲しい時…いつも飼い主に寄り添ってくれる優しい存在です。文鳥同士ではキャルキャルしますが、飼い主には6羽みんなキャルキャルすることのない穏やかな子たちです。

パパ文鳥(おんちゃん)は男歌(オスが求愛行動やリラックスした時などに鳴く、その文鳥独自の鳴き方)でホーホケキョと鳴く、ユニークなところもかわいいです。

多くのユーザーをメロメロにした、ろろちゃんの“ぽいんbody”。至福のさわり心地を感じられるのはよんちゃさんの特権だ。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(10枚)
プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。