八代海で発生している赤潮被害について熊本県は7月24日に中間報告を行い、これまでに養殖魚など52万匹以上が死に、被害金額は12億円を超えたことなどを報告した。

約52万匹 約12億3000万円超の被害

八代海では2024年5月から赤潮が発生し、カンパチやブリなどの養殖魚の被害が広がっている。熊本県では7月24日に中間報告が行われ、天草市で新たに養殖ブリなど3万4000匹以上が死んだことが報告された。

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2024年6月から7月24日までの赤潮による被害は、天草市や上天草市、津奈木町でカンパチやシマアジ、ブリなど約52万匹に及び、被害総額は約12億3000万円に上っている。

熊本県によると、八代海では引き続き4種類のプランクトンで赤潮警報が出されていて、県は養殖業者にエサやりをやめるなどの被害軽減策を講じるよう呼びかけている。

(テレビ熊本)

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