大阪府の吉村洋文知事が、新型コロナに感染したことが26日に分かった。翌週まで、自宅療養するということだ。
この記事の画像(5枚)大阪府によると吉村知事は25日、北陸新幹線の延伸に向けた要望のため、国土交通省を訪れたが、夜になって症状が出たため、26日に検査したところ、新型コロナの陽性だったということだ。
■「今まで一度もコロナにかかったことはなかった。みなさんも気をつけて」
吉村知事は、自身のX(旧ツイッター)で「実は今まで一度もコロナにかかったことはなかったのですが、今回初めて陽性となりました。僕の症状は、悪寒ととにかく高熱です。それと頭痛。喉の痛みはありません。現在、大阪も全国的にもかなりコロナが流行しています。感染力強いです。みなさんもお気をつけ下さい」と投稿した。
■「第11波に入っている」と大阪府医師会
吉村知事は26日、大阪・関西万博の会場、夢洲を訪れ、全国の自治体の首長らとリングを視察する公務を行う予定だったが、取り止めになったということだ。吉村知事は、今月30日まで原則、自宅療養となり、必要に応じてオンラインで公務を行うという。
新型コロナをめぐっては、大阪府医師会が25日、「KP3」と呼ばれる新たな変異株の流行で、感染が急拡大し、「第11波に入っている」として注意を呼びかけていた。
(関西テレビ 2024年7月26日)