連日続く暑さで「かき氷」が人気になっていますが、名古屋では、見た目やにおいでも楽しめる“お花屋さんのかき氷”が注目を集めています。
名古屋市中村区の地下鉄桜通線・国際センター駅すぐ近くにある生花店「アルチザンフラワーズ」。

店内には、ちょっと変わったひまわりや可愛い星型のブルースターなど、季節の花が並んでいますが、実はお花に囲まれながら、夏に美味しい「かき氷」が食べられます。

客:
珍しいなと思う。
非日常な感じで良かったです。
お花と一緒に食べられるのはいいなと思います。いい匂いがするので癒されます。
花屋さんならではのメニューと話題で、例えば「あじさい」は、ブルーと紫のグラデーションの巨峰シロップに、カラフルな寒天がのっています。

客A:
水色と紫色で、甘酸っぱくておいしかったです。
客B:
お花みたいに優しい色というか、紫すぎないのがかわいいなと思いました。
店長:
かき氷をお花に見立てたものでやってみようかなと思って。
「ハイビスカス」は、ザクロのシロップに食用のエディブルフラワーが添えられていますが、華やかなのは見た目だけではありません。

店長:
シロップとかもそれぞれバタフライピーですとかハイビスカスのシロップだったり、お花やハーブに関係したもの。
「あじさい」のシロップには、ハーブティーに使われる「バタフライピー」のエキスが入っていて、添えられたレモン汁をかけると、ブルーから紫に早変わりします。土壌によって花の色が変わる「あじさい」を表現しています。

ハイビスカスのシロップも花のエキス入りで、さらに乾燥させた実ものっていて、見た目だけじゃなく味でも「花」を感じられます。
客C:
確かにちょっと香りはあるなと思った。
客B:
お花の味がちょっとします。
お花屋さんのかき氷は2022年から始まっていて、これまでにも「コスモス」や「ひまわり」などのメニューが好評だったということです。

ちなみに、かき氷を頼むとお花を1本プレゼントという、生花店ならではのサービスもあります。

店長:
ハイビスカスが終わったら「もみじ」。季節が過ぎたら変えていけるような感じでお作りする予定です。

ほかにも、お花がたっぷり入ったハーブティーや、バラのノンアルコールカクテルなどが楽しめます。
(東海テレビ)