世界的ピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなった。
92歳だった。
フジコ・ヘミングさんは、2024年3月に行った検査ですい臓がんと診断され、療養を続けていたが、4月21日に容体が急変し亡くなった。
ヘミングさんは、一時聴力を失った際にもピアノを弾き続けたことから「魂のピアニスト」と呼ばれ、各地でコンサートを開いて多くの聴衆の魂を揺さぶってきた。
また、その姿がドキュメンタリーやドラマで紹介され反響を呼んだほか、デビューアルバムの「奇蹟のカンパネラ」は、異例の大ヒットとなった。
葬儀はすでに近親者のみで行われ、後日、お別れの会が検討されている。