ロッテはプロモデル仕様のベンチガム(非売品)を7月28日からベンチ内に設置されているガム専用BOX内に常備している。このガムは爽やかで酸味の効いたフルーティーレモン味で、ロッテ中央研究所「噛むこと研究部」が開発。チーム広報は「ガムをしっかりと噛みしめて、投打が噛み合い優勝を目指したいと思います」と期待を寄せた。

球団提供
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そのロッテの先発は開幕投手を務めたエース石川歩(32)。ここまで6試合に先発するも、援護に恵まれず、未だ勝ちがない。
今季7試合目の先発も立ち上がりから、ストレートが走らず高めに抜け、武器のシンカーも切れが悪く本来の調子を取り戻せない。
それでも、楽天打線を相手にツーシーム、カットボール、カーブを織り込んだ組み立てに変え、巧みにバットの芯を外す。

3回に辰巳涼介(23)のソロホームランと茂木栄五郎(26)のタイムリー2ベースで失点を許した後も浅村栄斗(29)、島内宏明(30)を打ち取って踏みとどまった。

石川は毎回ランナーを出しながらも、ガムのように粘って要所を締める投球で6回2失点にまとめた。

するとエースを援護したい打線は1点を追う6回、1死2・3塁から井上晴哉(31)の犠飛フライで同点に。さらに満塁とし、田村龍弘(26)のこの日2本目のタイムリーで勝ち越し。打線もガムのように粘りを見せ、楽天のエース・則本昂大(29)を攻略。7試合目の先発でようやく投打が噛み合い石川に白星をプレゼントした。

田村には捕手としてのリードだけでなく、3打点と援護してもらった石川。「田村がうまくリードしてくれた。打つと思わなかったので嬉しい」とお立ち台で冗談を交えて、感謝した。

7戦目での白星に「制球も悪いし、全然良くなかった。次こそはしっかり投げられるようにしたい」と自分に厳しい。エースとして納得できる勝利までレモンのような爽やかな笑顔はお預けだ。

7月31日プロ野球結果
巨人2-1広島
中日5-3ヤクルト
阪神3-3DeNA
日本ハム2-7オリックス
ロッテ5-4楽天
ソフトバンク5-4西武

(フジテレビ・加藤忍)