北海道小樽市の住宅の2階ベランダにシカが現れ、住民を驚かせた。
4月3日午前6時20分ごろ、小樽市潮見台1丁目の住宅で、住人から「角のある大きな鹿がベランダに入ってきた」と警察に通報があった。

警察によると、住人は午前6時ごろから犬の鳴き声やベランダからドンという物音を聞き、2階のベランダに体長約2メートルほどのオスジカがいたということだ。
シカはベランダに備え付けられた1メートルほどの柵を越えることができず、その場にとどまっていたが、約2時間後の午前8時10分ごろ、警察が住宅に隣接する傾斜地に面したネットをとるなどするとシカは山へ去っていった。

シカの出没によるケガ人などはいなかった。
警察によると、住宅に隣接する傾斜地からベランダには立ち入ることはできず、どうやってシカが2階ベランダに入り込んだのかは不明だということだ。