和歌山市で行われた自民党の懇親会に、露出の多い衣装のダンサーを招いていた問題を巡って、ダンサーのビキニにチップを挟んだとして、当時の奈良県連の青年局長が県連から厳重注意を受けた。
【動画】自民党・過激ショー「チップを渡していただこうとエスコート」と県議 「口移しは見ていない」

去年11月、和歌山市内で開かれた「自民党青年局近畿ブロック会議」後の懇親会。 『過激なダンスショー』が行われたことが問題になり、懇親会を企画した川畑哲哉和歌山県議は3月、自民党を離党した。

さらにダンサーのビキニにチップを挟んだ男性がいることが判明。 自民党奈良県連によると、この男性は奈良県連の当時の青年局長だったということで、奈良県連は先月26日、男性に厳重注意した。
■「かなり酒を飲んで酔っていた。不適切で反省している」
男性は懇親会後のことし2月に任期満了を迎えていて、奈良県連の聞き取りに対し、「当日はかなりの酒を飲んで酔っていた。勧められてチップを渡したが、不適切で反省している」と話している。
奈良県連は「和歌山県連が1000円札を用意するなど助長していたとはいえ、品位にかける振る舞いであった」とコメントしていて、今後、けん責処分も検討する方針だ。
