1985年に大阪の道頓堀川に沈んだあと、2009年に引き上げられ、KFC日本法人などで展示されてきたカーネル・サンダース人形が、老朽化のため住吉大社で供養された。
お神酒とケンタッキーのオリジナルチキンがお供えされた。

展示されてきたカーネル人形

おごそかな空気が流れる神社の中に、笑顔で立っている「アレ」。

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1985年10月、大阪の道頓堀川で、久々のリーグ優勝に沸く阪神ファンに「バース選手に似ている」と胴上げされたカーネル・サンダース人形。

そのまま川に投げ込まれ、底に沈むこと24年。
2009年3月、奇跡的に引き揚げられ、KFC日本法人の社屋などで展示されてきた。

住吉大社で人形供養

そのカーネル人形が、なぜ神社にいたのだろうか。

それは、人形供養のため。

あの胴上げから39年。
川の中に長くいたこともあって、老朽化で保管が難しくなったという。

8日、供養が行われたのは、全国的にも有名な大阪市の住吉大社。

記者が「住吉大社で供養を…」と説明すると、街の人は「住吉さんやん!アメリカの方なのにね。アメリカの方よね、カーネルさん…」と話した。

ちなみに供養の際、お神酒と一緒にお供えされたのは、やはり「ケンタッキーのオリジナルチキン」だった。
(「イット!」 3月20日放送より)

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