株価の上昇が続いている。
日経平均株価は、“バブル超え”から1週間あまりで、4万円を超えた。証券会社では、歓迎の声とともに、さらなる上昇への期待も広がっている。

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先週末に4万円まであと10円ほどに迫った平均株価は、取引開始と同時に未踏の大台に突入した。
週明けの平均株価は、4万円台をつけたあとも上昇ピッチは衰えず、一時4万300円台まで値上がりした。

相場を押し上げたのは、半導体関連株への投資マネーの集中。
先週末のニューヨーク市場で、ハイテク関連が多い株価指数が連日で史上最高値を更新し、東京市場でも、半導体関連銘柄を中心に買い注文が広がった。

市場関係者からは、「過熱感も漂うなか、半導体以外に株高が波及するかが焦点だ」との声があがるほか、「夏頃までに4万3000円をつける可能性もある」との見方も出ている。

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