冬のチャーター便を利用して台湾からやってきた子どもたちが、山形市の中学生と交流。子どもたちは“日本の伝統的な遊び”で仲を深めていた。

定期チャーター便で山形へ

2月5日朝、山形市の山寺中学校を訪れたのは、台湾の台東県から来た小学5年から中学3年までの子どもたち10人。

台湾から来県した子どもたち
台湾から来県した子どもたち
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1月から運行している冬季国際定期チャーター便を利用して1日に山形に入り、蔵王でスキーとスノーボードを体験し、最終日の5日に山寺を訪れた。

山寺中の1・2年生14人と対面し、早速“日本の伝統的な遊び”で交流した。子どもたちが行ったのは「手つなぎ鬼」。鬼に捕まったら手をつないで、鬼が増えていく鬼ごっこだ。最初は遠慮がちだった子どもたちも、いつの間にか真剣な表情で、全力で体育館を駆け回っていた。

そのほかにも、グループを作り大縄跳びで時間内に何回跳べるか挑戦したり、プレゼントを渡し合ったりと交流を深めていた。

中学3年 チュウ・カシュウさん:
鬼ごっこが一番印象に残った。端のほうで先生の後ろに隠れたり、工夫してやって楽しかった

中学2年 チュウ・ショウウンさん:
最初は言葉が通じないので何を言ったらいいのかちょっと怖かったが、きょう初めてたくさんの日本の友達ができたのですごく興奮した

山寺中学校1年・後藤璃子さん:
体で表現したりすることで、少しは伝わったので良かった。山寺の有名なことや食べ物などを、ちゃんと伝わるように伝えたい

このあと子どもたちは山寺中の生徒の案内で山寺を散策し、午後の便で台湾に帰ったという。

(さくらんぼテレビ)

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