天童市で、ひと足早く「桃の節句」。市内の各所に、ひな人形などを展示する恒例のイベントが始まった。
5日から天童市で始まったのは「天童雛飾り」。
これは地域の伝統文化の継承を目的に毎年行われているもので、2026年で31回目。
市内6カ所に設けられた会場の1つ「天童織田の里歴史館」でオープニングセレモニーが開かれ、地元の保育園児13人が歌と踊りで華を添えた。
セレモニーの後、ひな人形を見た園児たちは、きらびやかな人形の数々に興味津々だった。
(園児)
「模様とかきれいだった」
「(Q.お気に入りは?)お内裏様。着物を着てかわいかった」
天童織田の里歴史館の展示数は、ひな人形だけでも実に1370体。
古い人形は江戸中期から、新しい人形は昭和初期まで。
さまざまな時代の異なる魅力を持ったひな人形を楽しむことができる。
中には…。
(リポート)
「よく見るひな人形だけでなく、こちらの展示会では“押絵飾り”というひな飾りも展示されている。中には桃太郎など物語をモチーフに作品も展示されている」
こちらの“押絵飾り”は、天童市で問屋を営んでいた商人真田家が3代にわたって製作したひな飾り。
厚紙と綿(わた)・布をのりで貼りつけた作りで、針や糸は一切使っていない。
一般的なひな人形とはまた違った躍動感のある作品を楽しむことができる。
(会場の1つを運営・高橋朱美さん)
「おひな様は下を向いた顔をしている。だから目をつぶったような顔をしているのだが、座敷に座ったつもりで下から見てみると、にっこり笑った顔に見える。そういったところを見てほしい」
「天童雛飾り」は市内6つの会場で3月22日まで展示されている。
期間中はスタンプラリーやフォトコンテストなども行われる。