反プーチン・反ウクライナ侵攻を掲げるナデジディン氏が、ロシア大統領選立候補に必要な10万5000人分の署名を中央選挙管理委員会に提出した。
立候補の可否については、10日以内に選挙管理委員会の判断が下される。
ナデジディン氏の署名集まる
ロシア大統領選が3月に迫る中、モスクワの中央選挙管理委員会に、軍事侵攻反対を掲げるボリス・ナデジディン氏が到着した。

反プーチン、反ウクライナ侵攻を掲げる、唯一の立候補予定者だ。
この日は、出馬に必要な10万人分の署名の提出期限当日。
自分で持ち込みに来たのだ。

次々に検査機を通り抜けていく、署名が入った箱。どんどん積み上げられ、その数は25個。
ナデジディン氏は署名活動の結果に自信をのぞかせ、「ロシア大統領選の歴史の中で、実際に人々が行列を作って署名した初めてのケースです」とコメント。
その言葉通り、ロシア全土75の地域で行われた署名活動では大行列ができていた。
10日以内に選挙管理委員会が判断
集まった数は、約20万人分にのぼる。
このうち有効とされる可能性が高い、10万5000人分を提出したという。

すでに政党推薦の3人とプーチン氏は立候補者として登録済み。
署名が有効と認められ、立候補できるのか。
10日以内に選挙管理委員会の判断が下される。
(「イット!」 2月1日放送より)
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