木原防衛大臣は1月30日、閣議後の会見で2023年4月に陸上自衛隊第8師団所属のヘリコプターが沖縄県・宮古島沖で墜落した事故の原因について「相当程度の絞り込みはできている」と述べた。
その一方で調査報告書の公表時期については「確たることは言えない」と答えるにとどめた。
木原防衛大臣「絞り込みはできている」
この事故は2023年4月、沖縄県・宮古島沖で陸上自衛隊第8師団第8飛行隊所属のヘリコプターUH-60JAが墜落し、第8師団の坂本雄一前師団長ら隊員10人が死亡したものだ。

陸自の事故調査委員会は外部の専門家なども交え、現在もフライコーダーや益城町の高遊原分屯地に運ばれた事故機の解析を続けている。
調査の進捗について木原防衛大臣は、1月30日の閣議後の会見で「客観的かつ詳細に調査している。相当程度の絞り込みはできている」と述べた。

その一方で、原因については「答える段階にはない」とし、2023年度内との見方もある調査報告書の公表時期は「確たることは言えない」と答えるにとどめた。
(テレビ熊本)