3月開校予定の「子ども大学くまもと」の内容が明らかになった。
“親子で学び、語り合う”機会をつくりたいという新たな取り組みで、参加者の募集を始めている。
理事長は「ゆりかご」に預けられた大学生
1月14日、「子ども大学くまもと」の活動サポーターが初めて顔を合わせた。第1回の内容を記したチラシが完成し、みんなで同封作業を行った。

参加した活動サポーターは「楽しく参加していきたい」や「熱気を感じます」と、立ち上げの楽しさを感じているようだった。
宮津航一理事長:
本当多くのサポーターに支援をいただいて、きょう(1月16日)の会見を迎えることができました

子ども大学くまもとの理事長は、自らを「こうのとりのゆりかご」に預け入れられた子どもだと公表している熊本市の大学2年生・宮津航一さんだ。
開校は3月16日 授業料無料で参加者募集
1回目の開校は3月16日、俳優の紺野美沙子さんが「星は見ている」と題して朗読などを交え、平和について考える講演を、またジャーナリストの稲葉茂勝さんも「子ども大学とSDGs」と題して講演する。

会場は熊本市の九州ルーテル学院大学チャペルで、対象は小学校4年生から6年生の児童とその保護者だ。企業や個人からの寄付が集まり授業料は無料とすることができた。家庭環境などから保護者と参加できない子どもは、活動サポーターが付き添う。
1月16日から参加者の募集を始めた。申し込みは、子ども大学くまもとのホームページから受け付けている。
子どもたちの新たな学びの場が誕生
宮津航一理事長:
座学だけでインプットするだけでなく、アウトプットする時間、親子で考える時間もしっかり確保したいと思っています

これまでになかった、子どもたちの新たな学びの場が誕生する。
(テレビ熊本)