北海道各地の雪遊びのスポットが続々とオープンし、にぎわっている。
入場料金だけで一日楽しめる「羊ヶ丘スノーパーク」
子どもたちの歓声が響くのは、札幌市豊平区の羊ヶ丘展望台。

「羊ヶ丘スノーパーク」というイベントがこの冬、20回目を迎えた。
「本格的なゲレンデスキーとかスノーボードの体験ではなくて、小さい子ども向けのソリ滑りなどができるイベントになっています」(さっぽろ羊ヶ丘展望台 斉藤 圭介さん)

3歳の子も楽しめる雪だるま作り。

取材したこの日は雪不足のためまだ利用できないアクティビティもあったが、その後の大雪で1月17日ごろ、全面オープンできるめどが立った。

道具は全て無料でレンタル。入場料金だけで一日楽しめる。
開拓期の雪遊びを体験できる「北海道開拓の村」
続いての雪遊びスポットは、札幌市厚別区の北海道開拓の村。

ここで行われているイベントは「冬の生活体験」だ。
「昔の人々がどういった冬の暮らしを体験してたか、それをさまざまな道具や五感で感じられるようなイベント」(北海道開拓の村 松井 則彰さん)
昔の道具を無料でレンタルできる
北海道の開拓期の冬の遊びや生活を体験するイベントで、マントなど昔の防寒具を無料でレンタルできる。

ソリといえば今ではプラスチック製。
親が子どもを乗せて引っ張って行くのは、北海道ではお馴染みの光景だ。

昔のソリは…。

60年ほど前までソリの多くは木製だった。
「プラスチックのソリより、木のソリの方がすごい滑った」(小学4年生)
竹スキーもレンタル可能。

靴の先にひっかけて雪の上を滑る。

難しいので何度もトライする人が少なくないという。
番屋の囲炉裏で暖をとることも
大正時代、ニシン漁で使われていた番屋。

囲炉裏で暖をとりながら、ガイドさんとの会話を楽しめる。