文徳高校・相撲部出身で、日本大学4年の草野直哉選手が2023年に学生横綱に輝いた。
卒業後は大相撲に挑戦するということで、「角界に入るからには一番上を目指したい」と抱負を語った。
インターハイ団体優勝 大学では学生横綱
1月2日、私立・文徳高校の相撲場では新年恒例の初稽古。現役の部員に加え、OBら約30人が集まり、にぎやかな会の中には、2023年に学生横綱に輝いた日本大学の草野直哉選手の姿もあった。

草野選手は、2019年のインターハイ団体で文徳が21年ぶりに優勝した時のメンバーで、当時は高校3年生で主将を務めていた。

あれから4年、身長183センチに155キロと体重が約15キロ増えてパワーアップ。この日は後輩たちに胸を貸し、リフレッシュした様子だった。
草野選手「周りから愛される力士になりたい」
卒業後は大相撲に挑戦すると明言していて、意気込みを語ってくれた。

日本大学・草野直哉選手(4年):
大相撲に挑戦したら、(学生横綱などの)肩書は一切なしで、新弟子らしく一番下からという気持ちでやっていこうと思う
草野選手の恩師で、自身も学生横綱だった本田浩二総監督は教え子の活躍に頬を緩める。

文徳高校相撲部・本田浩二総監督:
プロに行って出世するような雰囲気を醸し出していた。よかった、久しぶりに会えて

日本大学・草野直哉選手(4年):
周りから愛される力士になりたい
――目標は?
日本大学・草野直哉選手(4年):
入るからには一番上を狙っていきたいと思う
入門する部屋は3月までには決めたいという。
(テレビ熊本)