消費者庁は21日、「ミズノ」と「ワコール」のロゴを勝手に使用し、女性用医療品などを売る偽サイトがSNSで広がっているとして、注意喚起した。
消費者庁によると、インスタグラムやフェイスブックに、ミズノやワコールのロゴを伴う下着等の女性用衣料品の偽広告が表示されていて、正規品の販売をしているように装っているという。
SNSから誘導された偽サイトでは、ブランドロゴだけはなく、商品名に「Mizuno」や「Wacoal」というブランド名が併記されていたり、「人気商品ランキング限定SALE!」、「店舗で買うより超お得!」、「50%OFF」等と大幅に値引きしている旨が強調されているが、事業者名や連絡先は記載されていない。
実際に購入した消費者に届いた商品は、ミズノやワコールとは無関係の商品だったという。
サイトの特徴として、「https://○○.top」や「https://○○.shop」のドメインが多く使用されているとしている。
消費者庁は、SNS上の広告についてロゴをすぐに信用せず、URLやドメインに違和感はないか、事業者の名前や番号など、特定商取引法上の表示があるかなどを確認するよう呼びかけている。
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