和服で王位戦第2局に挑む

最年少タイトル獲得を懸け王位戦第2局に挑む藤井聡太七段(17)。

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毎回注目される和の勝負服だが、13日はグレーの羽織と紺の着物の組み合わせ。これまで披露してきた和服をすべて含めると今日で4着目になる。

若き天才を迎え撃つのは、2019年に史上最年長で初タイトルに輝いた”中年の星”木村一基(47)王位だ。

現在ダブルタイトル挑戦中の藤井七段は、前の週に初タイトルに王手をかけていた棋聖戦第3局で惜しくも敗れた。

今回の王位戦は七番勝負。一回の対局を2日かけて行う。初日の13日、序盤の攻防は前回と異なりお互いにじっくり時間を使う展開だった。

北海道の食材を使った「勝負メシ」

長丁場の戦いを支える勝負メシ。今回注目されるのが対局の舞台である北海道の食材だ。

藤井聡太七段(12日)
北海道はおいしいものが多いところ、そのあたりも楽しみにしたいなと思っています。

藤井七段も楽しみにする北海道グルメ。
前回の対局では地元愛知産の海の幸を使った海鮮丼などをオーダーしたが、今回は海鮮チャーハンがメインの中華セットランチをセレクト。北海道産のホタテやイクラなどが入った超豪華版だ。

ネット上では、
「チャーハンなのにホタテとイクラがのってる すごい」の声が上がっている。

一方、相手の木村王位はというと天丼とそばのセットで腹ごしらえ。

ランチだけではない。
前回ブルーベリータルトなどを注文し問い合わせが殺到したというこれまた注目の勝負おやつ。

今回注文したのは…

午前はグレープフルーツの器に北海道産のイチゴなどが盛られた「フルーツ盛り合わせ」。

午後は北海道産の生クリームを使用した「ショートケーキ」セットだった。

これについてネット上では「おいしそう」「豪華だね」などの声があがった。

藤井七段が初の「封じ手」

初日の戦いは午後6時頃に終了し、藤井七段が初めて手を封じることになった。

王位戦は1局2日かけて戦う二日制で、一日目は午後6時の時点で次に指す方がその指し手を紙に書いて封筒に入れて封をする「封じ手」が行われる。
藤井七段は落ち着いた表情で、封筒に赤いペンで「藤井」と書いて封をした。

戦いは14日午前9時に再開される。

(「Live News it!」7月13日放送)