4月から努力義務となった自転車のヘルメット着用だが、全国調査で新潟県の着用率は全国最下位だった。それを打破しようと、中学校で着用の継続を呼びかけた。

「ヘルメットいいね!作戦」始動

11月28日、新潟・阿賀野市の中学校である作戦が行われた。

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自転車に乗った生徒が登校してくると、警察官が「ヘルメットいいね!かっこいいよ!」とビシッと親指を立て、ほめちぎる。名付けて「ヘルメットいいね!作戦」だ。

4月から努力義務となった自転車のヘルメット着用。しかし、全国調査で新潟県の着用率は、全国最下位のわずか2.4%。そこで発動された作戦だった。

だが、突然のテンション高めな「いいね!」の声に、生徒たちは戸惑い気味の表情にも見える。

「いいね!」された生徒たちに感想を聞いてみると、「うれしいですね、率直に言って」「これからもヘルメットをかぶって、安全に登校したいと思った」と答えた。

阿賀野警察署交通課の秋山圭介は課長は「押し付けるのではなく、前向きに皆さんがかぶりたいと 思えるような雰囲気づくりをするのが大事」 と話す。

果たして、新潟のヘルメット着用率に変化が起こるのか注目だ。
(「イット!」 11月29日放送より)

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