外国の「外交官ナンバー」の車が国内で放置違反金を踏み倒した数について、ロシアが初めて全体の半数を超え、6割にのぼったことがわかった。

違反金踏み倒しロシアが59%に

FNNは情報公開請求で、警察庁から国別リストを入手した。

外交官車の放置違反金の踏み倒しのうちロシアが59%を占めた
外交官車の放置違反金の踏み倒しのうちロシアが59%を占めた
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ウィーン条約に基づく外交特権で、外交官ナンバーの車が駐車違反の放置違反金の支払いを5年間無視し時効を迎えた数は、ロシアのワースト1位が続いているが、全体の46%を占めた前の年度からさらに増え、昨年度は2338件と、59%にのぼった。

中国の踏み倒しは半減
中国の踏み倒しは半減

2番目に多い中国は、638件から246件へと半分以下に減った。

3位以下はカザフスタン、エジプト、イラン、ウクライナと続く
3位以下はカザフスタン、エジプト、イラン、ウクライナと続く

そして3位はカザフスタンで、エジプト、イラン、ウクライナが続く。

一方、アラブ首長国連邦(UAE)はワースト20位以内が続いていたが、支払いを行い、初めて「0件」となった。

各国の駐車違反数は大幅に改善
各国の駐車違反数は大幅に改善

FNNの一連の報道を受け、各国の駐車違反の数はこの数年で大幅に改善されているが、過去の違反金の踏み倒しについてロシアの多さが際立っている。
(「Live News days」11月23日放送より)