18日、北海道・興部(おこっぺ)町の道路で、仁王立ちになって海の方を眺めるヒグマが撮影された。
動画を撮影した人によると、クマは海に向かって飛ぶ鳥を追いかけていたのではないか、ということだ。
道路に仁王立ちのヒグマ
18日、道路の上で立ちすくむ、黒い姿。

がっしりとした体に、頭には丸い耳。ヒグマだ。
オホーツク海に面する、北海道・興部町で撮影された映像。クマは仁王立ちで海の方を眺めている。まるで、物思いにふけるようだ。
車に気づくと、クマは草むらへと逃げていった。

マーキングのために、木に背中をこすりつけるときなどにも仁王立ちになるクマ。
今回はもたれる物もなく、きれいに直立している。
人間と同様かかとまでつけて歩く
クマは、仁王立ちが得意なのだろうか。

酪農学園大学 環境共生学類・佐藤喜和教授は、「クマは比較的簡単に仁王立ちをする。イヌ・ネコに比べて、人間と同じように、かかとまでぴったりとつけて歩く。様子をうかがうときに、四つ足よりも立ち上がって見ることがある」と話す。
動画を撮影した人によると、クマは海に向かって飛ぶ鳥を追いかけていたのではないかということだ。
(「イット!」 11月22日放送より)
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