2023年で創立100周年を迎えた熊本県立人吉高校で記念式典が開かれた。
式典後には卒業生であるタレントの内村光良さんなどが講演を行い、会場を沸かせた。

熊本県立人吉高校 創立100周年

1924年4月に人吉高校の前身である人吉中学校が創立された。その後、1948年に人吉高等女学校と統合されて人吉高校となり、その歴史は2023年で100周年を迎えた。

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11月10日には記念式典が開かれ、中川泰校長が「歴史と伝統の重みをしっかりと受け止め、人吉高校の生徒としての自信と誇りを持って、これからも精進してください」と生徒に向けてあいさつした。

生徒会長・東正樹さん:
人高生としての誇りを胸に、一層学校生活に精進し、社会有為の人材となることをここに誓い、誓いの言葉といたします

ウッチャン登場 高校時代の思い出話

式典が終わったあと、ステージに姿を現したのは、人吉高校出身のタレント・内村光良さんだ。

マイクのスイッチが入っていないハプニングも
マイクのスイッチが入っていないハプニングも

「本日は人吉高校創立100周年おめでとうございます」とあいさつした内村さんだが、マイクのスイッチが入っていないハプニングに見舞われ、早速会場に笑いを起こしていた。

10日は、内村さんのいとこで放送作家の内村宏幸さんも登場し、高校時代の思い出話などに花を咲かせた。

内村光良さん:
うちの実家は酒屋なもので、そこでバイトをしてためたお金で、カメラとか映写機とか編集機とかを買って、高校時代に合計4本の8ミリ映画を撮りました。みんなの前で上映して、みんなが笑っているのを映写機の横で見ているのがたまらなく好きでしたね

質疑応答のコーナーでは在校生たちが次々と手を上げ、「芸能界で一番仲のいい人と、その人とのエピソードを教えてください」と質問されると、内村さんは「さまぁ~ず」の2人を挙げ、「本当にあの2人は私大好きで、一番飲みに行くのは『さまぁ~ず』です」と答えた。

「サインがほしい」という要望に応える内村さん
「サインがほしい」という要望に応える内村さん

また、在校生からの「サインが欲しい」という要望に内村さんが応えるなど、約1時間にわたる2人の講演会は終始、笑いに包まれていた。

「サインは家宝に」「楽しかった」

人吉高校3年生・緒方孝光さん:
上京して映画監督になろうとしていたけど、お笑いの原稿を(南原清隆さんと)一緒に作っていた話が印象に残っています。(サインは)家宝にします

人吉高校3年生・市花あこさん:
テレビを見るのが好きなので、内村さんの口からほかの芸能人の名前が出るのが聞いていて楽しかったです。100年の伝統を守りつつも、現代のあり方とうまく共存しながら、人吉高校らしさを持っていければと思います

そして午後からは、いずれも人吉高校出身の俳優・中原丈雄さんと、TKUの情報番組「若っ人ランド」でおなじみのタレント・高村公平さん、そして恒松聡美アナウンサーによるトークイベントが行われた。

(テレビ熊本)

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