2024年のパリオリンピックの出場権をかけたバレーボールのワールドカップがいよいよ9月16日に開幕する。火の鳥ニッポンのエースでキャプテン、熊本信愛女学院高校出身の古賀紗理那選手がパリへかける思いを語った。
火の鳥ニッポン キャプテン・古賀紗理那
「これが最後ですね。パリ五輪が最後だからキャプテンもやりました」と語った、火の鳥ニッポンのキャプテン、古賀紗理那。

元々は2022年に第一線を退く予定だった。しかし、覚悟を決めて臨んだ2021年の東京オリンピックで、古賀選手は初戦で負傷退場し、チームは25年ぶりに予選敗退に終わった。

女子日本代表・古賀紗理那主将:
去年パリのシーズンがスタートするとなった時に、「このまま終わったら自分が納得できる形で終われない」というのが1番にあった。もう1回、勝負の世界で自分の持てるもので、勝負したいという思いがふつふつと湧いてきた
求めるのはただ1つ チームの勝利
女子日本代表・古賀紗理那主将:
代表入りの覚悟決めた時からキャプテンしようが何しようが、自分ができることは精いっぱいやると決めてきたので「キャプテン嫌だ」とかは感じないし、むしろ「頑張ろう」「自分が先頭に立って頑張ろう」という気持ち

女子日本代表・真鍋政義監督:
悔しさも知ってるし、五輪の厳しさも知っているので、キャプテンにしました。日の丸に対しての重みと覚悟は今までと全く違う

女子日本代表・古賀紗理那主将:
理想とかはあまり無くて、結局結果なので、キャプテンとして結果を残すとかじゃなくて、チームが勝てばOKという気持ちでやってます

求めるのはただ1つ、「結果」のみだ。
パリにつながる“発表会”のステージへ
女子日本代表・古賀紗理那主将:
五輪の切符を取らないことには、パリ五輪でメダル取れないので、勝ち切るというのが私の目標でもあり、チームの目標でもある。

女子日本代表・古賀紗理那主将:
自分のやってきたことを出せる発表会みたいなものだから…それだけ、自分は「これだけ練習した」と自信をもってやってきたから楽しみ

古賀紗理那、揺るぎない自信を携えて、パリにつながる“発表会”のステージへと上がる。
ワールドカップバレーは、世界ランクの上位24カ国が参加。3つにわけられた各予選の上位2カ国が、パリオリンピックへの出場権を獲得する。
(テレビ熊本)