秋篠宮妃紀子さまは11日、57歳の誕生日を迎え、次女の佳子さまや長男の悠仁さまの近況などについて文書で回答された。
誕生日に寄せた文書の中で、紀子さまは今年5月に出席したイギリスのチャールズ国王の戴冠式を「荘厳で喜びに満ちたお式」と振り返り、各国の王族との交流について「懐かしさを感じながらお話をいたしました」と綴られた。
改修工事が終了し入居したお住まいの秋篠宮邸を巡っては、今年6月、佳子さまが仮住まいだった建物である「分室」で、ご家族とは別に生活されていることを宮内庁が明らかにし、その後宮内庁長官が発表の時期について「タイムリーでは無かった」との見解を示している。
一連の経緯について、紀子さまは「改修の規模や経費をできるだけおさえられるよう家族で相談し」「分室の長女と次女の部屋をそれぞれ引き続き活用することにしました」と説明し、費用削減のため「関係者みなが、その中で考えられる選択をしながらおこなった」との見解を示された。
また、発表の時期については「補足説明が必要だと考えてから準備をして発表ができるようになったのがこの時期だったと聞いております」と説明された。
分室で暮らす佳子さまとの日常については、「折にふれてこちらに立ち寄って私たちと一緒に話をしたり、食事をしたりしています」と明かし、結婚については「もしそのような話がありましたら、佳子の気持ちや考えに耳を傾けて、こちらの思いや考えを伝えていくことができれば」と綴られた。
9月6日に17歳になり、来年成年を迎えられる長男の悠仁さまの進路については、「自分らしく学びを深め、さまざまな経験を重ねながら、自らの関心や探究心を大切にしていってほしい」と記すにとどめられた。
