ジャニー喜多川元社長による性加害問題をめぐり、9月7日、ジャニーズ事務所が謝罪したことを受けて、元ジャニーズJr. のカウアン・オカモトさんが会見で心境を語った。
そして、所属タレントたちも思いを明かした。

心が少し楽になったが傷は簡単に癒えない

カウアン・オカモトさん(27):
性加害の事実を認め謝罪し、被害者への賠償を具体的に進めていくことを発表されたことで、僕自身、心が少し楽になりました。

この記事の画像(6枚)

都内で会見を行った元ジャニーズJr.カウアン・オカモトさんは、9月7日ジャニーズ事務所がジャニー喜多川元社長による性加害を正式に認め謝罪したことについて評価した。

一方で、「被害者たちの心の傷は簡単に癒えることはなく、一生をかけて向き合ってほしい」と話した。

櫻井さん「違う組織に強い決意感じた」

謝罪会見を受け、所属タレントたちが思いを明かした。

櫻井翔さんは9月7日夜、キャスターを務める番組でこう話した。

櫻井 翔(41)キャスターを務める報道番組より:
登壇された皆さんの言葉から、ジャニー元社長との精神的な決別というか、今までの価値観を完全に否定して、まったく違う組織になっていくんだというような強い決意を感じました。
自分が後輩たちにできること、ファンの方にできることといえば、やはりここ、ジャニーズ事務所で自分ができることを精いっぱいし、笑顔になってもらい、背中を見てもらうということかなと。


NEWS・小山慶一郎さんは、“不安”を口にする一方でこう話していた。

NEWS・小山慶一郎さん(39):
自分が夢を見て育ててもらったジャニーズ事務所が、このように崩れていくところを見るのはすごく苦しいです。


生田斗真さんは、インスタグラムに「これからも一所懸命頑張ります」とつづり、SNSで決意を明かすタレントたちもいた。

木村拓哉さんは、敬礼ポーズをした写真とともに、「show must go on !(ショーは続けなければならない)」と一言。

そして、関ジャニ∞の大倉忠義さんは会員向けサイトで、「俺らについてきたら、これからも幸せな気持ちにするし、辛(つら)い時に救いになれるように頑張る。」とファンに誓っていた。
 (「イット!」9月8日放送より)