岐阜・関市の通称「モネの池」は、7年前に突然全国的に有名になった観光名所だ。
“モネの池”として紹介され突然有名に…
関市板取には、2016年突然全国的に有名になった観光名所の池がある。池の名前は、その名も「名もなき池」=通称「モネの池」。

透明度の高い湧き水に、池の中を泳ぐニシキゴイと初夏に咲くスイレンの花が重なると、それはまるで一幅の絵画。フランスの印象派、クロード・モネの絵画「睡蓮」のようだと、一躍脚光を浴びた。

この絵画のような風景をカメラに収めようと、当時は全国から1日3,000人もの観光客が訪れるほどだった。

あれから約7年、モネの池を訪れると、この日(6月中旬)は睡蓮こそ咲いてはいなかったが、池の透明度は以前のままで、美しさは健在だった。

池には鯉が優雅に泳いでいた。

その池に、ニシキゴイを放流している人がいた。

ニシキゴイを放流していた男性:
趣味で飼っていたんですけど、年齢的にもう卒業する年になりましたので。どこにやろうかなと思った時に、ここの池が一番ふさわしいかなと思って持ってきたんです。どこかの品評会にも出ても通るようなコイばっかりだと思うんですが、何万匹育った中のエリートが今ここにいるんですけど

男性は「モネの池にたくさん来て遊んでいただいて、ぜひコイの美しさを堪能していただきたい」と話していた。
2023年6月22日放送
(東海テレビ)