大阪・梅田にある阪神百貨店梅田本店では、質流れ品の販売会が8月30日午前10時から始まった。
お買い得な「質流れ品」が18万点も
阪神百貨店恒例の「質流れ品大バザール」。人々の目当ては、バイヤーが腕によりをかけて集めた高級品で、その数は史上最多の18万点だ。
多くの商品が通常の3割から5割引きで販売されるが、もちろん”現品限り”だ。
半額の値が付いた高級ブランド品や、とても珍しい品まで。皆さん、選ぶ目は真剣。「全然安い。これからまだ回ります。楽しみ」と気合十分。お買い物袋は「見つけたお宝を逃すまい！」とパンパンだ。
そんな中、異様な空気を放つ一画があった。今回の目玉商品、なんと真珠を247個もあしらった18金のティアラだ。
光り輝くそのお値段は、150万円。特別に、記者がお姫様気分を味わった。ティアラを購入とは…パーティーに行くような方が買われるのだろうか。
孫の就職記念に買いに来たという人も。「予算より低いからオッケー」と約29万円の時計をお買い上げ。
孫の就職記念に訪れた人：
時計ってなんぼあってもしゃあない。１つあったらええねんけどな
と言うが…でも集めちゃう？
孫の就職記念に訪れた人：
うん
バザールの最高額商品「ハリー・ウィンストン」ブレスレット 3,980万円
オープンから7時間が経過した会場。まだまだ商品はたくさんある。気になる150万円のティアラは…まだあった！
実はこのティアラ、3月のバザールでお客さんから持ち込まれた買い取り品で、あまりに珍しいため、今回の目玉として売り出したんだそう。
第38回を数える人気催事だが、今回は史上最多となる約18万点が集められている。外国人も多く、スマホ越しに商品を見せて、やりとりする姿も見られた。
そして、今回のバザールでの最高額商品は「ハリー・ウィンストン」のブレスレット。価格は、3,980万円！
今回の催事では、どんなものが掘り出し物なのだろうか？バイヤーによると…
阪神梅田本店・連藤誠一郎バイヤー：
31日の目玉はルビーのイヤリングです。大きな石が２つも同じ色でそろうのは希少性があります。取り巻きのダイヤもすごくきれいで、とんでもない逸品です。387万円で販売します。通常は500万円ぐらいすると思います。質流れ品ですが、宝石は石の価値が大切で、価値は変わらないので、お値打ちだと思います
質流れ品バザールでは買い取りも行っているということで、商品を続々追加しながら9月11日まで行われる。
(2023年8月30日 関西テレビ「newsランナー」放送より)
