福島第一原発の処理水放出後、「海が変色した」とする写真が韓国のSNS上で拡散し、韓国政府はフェイクニュースだと発表した。
韓国では、8月24日の処理水放出後、SNS上で「原発周辺の海が黄色く見える」とした写真が拡散した。
これについて韓国政府は28日会見し、東京電力に確認した結果として「黄色く見えるのは潮の流れが強いからで放出とは関係ない」と否定した。

また、放出への国民の不安感から国内産の水産物の消費が落ち込むことも想定されるなか、尹錫悦大統領は28日、昼食で首相と韓国の水産物を食べる様子を公開し、安全性をアピールした。
韓国政府は処理水放出について「計画に問題はない」と事実上容認していて、国民の懸念を払拭したい考えだ。
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