子どもたち自身が集めた商品などを販売するイベント「はじめてのおみせやさん」が山形市で開かれ、小学生たちが1日店長を体験した。子どもたちは、このイベントを通し、商売の楽しさやお金の大切さを学んだ。
“子ども店長”として販売に初挑戦

イベントは、働くことの意味やお金の価値に気づいてもらおうと、山形キッズマネースクールが初めて企画したもので、普段スクールに通う小学生が、自分で考えて店を出した。

スクールでは「お店屋さんごっこ遊び」を通し商売を学んでいる子どもたちだが、実際に販売するのは初めての体験となった。

「1日店長」たちは、どうすれば買ってもらえるのかなどを考えながら接客し、商売の楽しさやお金の大切さを学んだ。

小学4年・伊藤ななさん:
目立つようにシールを貼って売った。いろんな人に買ってもらいたいので、次はきょうとは違うものを考えたい

小学3年・吉田俐南さん:
薬屋さん。説明して薬を作ってもらうのが楽しかった
はじめてのおみせやさん運営委員会・中川真純さん:
いろいろお金の学びの場面が増えていると思うが、正しい使い方や大人になる時にどんなことが必要なのかを知る機会を今後も増やしていきたい

山形キッズマネースクールでは、スクール生以外も無料で参加できるイベントを企画し、8月26日に山形市で行うことにしている。
(さくらんぼテレビ)