ハワイのマウイ島で発生した山火事では、 日本時間15日午前9時までに99人の死亡が確認された。
FNNは、海で10時間以上救助を待ち続けた住民を取材した。

ハワイのグリーン州知事は13日、山火事が時速約100kmで燃え広がったと明らかにした。
海に10時間以上...「オーブンのように熱かった」
沿岸では逃げ場を失った多くの住民が海に飛び込み、海で10時間以上救助を待っていた男性が当時の状況を語った。

ラハイナで被災した男性は、「10〜12時間海にいた。岩にしがみついていた。火が頭上を越えて、オーブンのようにとても熱かった」、「たくさんの人が海の中にいた」と語った。

男性は、自力でビーチに泳ぎついて助かったが、多くの人が亡くなるのを目撃したという。

現地当局によると、これまでに99人が死亡したが、 犠牲者はさらに増えるおそれがある。FEMA(アメリカ連邦緊急事態管理局)などは、壊滅的被害を受けたラハイナの再建には、少なくとも約8,000億円が必要と推計している。
(「Live News α」8月14日放送より)