熊本の小学生バレーボールクラブチーム・長嶺JVCが東京などで始まる全国大会に挑む。実はこのチーム、新チームになってまだ一度も負けていない、まさに常勝チームだ。熊本県勢初の日本一なるか、その強さに迫った。
まさに常勝 新チームで負け知らず
熊本の小学生バレーボールクラブチーム・長嶺JVCは、2023年6月の熊本県大会で見事優勝し、クラブ初の全国大会出場を決めた。

2022年10月に新チームとなり、ここまで公式戦5大会全てで優勝。

それだけではなく、九州の他の県の強豪との練習試合を含めても、まだ1度も負けたことがない。

西瑠美佳主将:
もう当たり前に勝つって感じです
強さの秘密は「攻守のバランス」だ。

中元尚文監督:
サーブをまずきっちり決めることができる。レシーブが他のチームよりも上がるかな。それと2 枚看板のレフトエースとライトエースがセッターのトスをきちんと決めてくれるので他のチームよりもミスが少なく熊本県では勝たせてもらった
スタメン全員6年生 信頼関係が武器
スタメン6人は全員6年生、入団してからほぼ4年がかりで築き上げてきたチームで、その信頼関係も大きな武器となっている。

西瑠美佳主将:
絆が深い6人でみんな仲がいいのでコミュニケーションも取りやすくていいと思う
粘り強い守備からダブルエースの西や高瀬を中心とした攻撃につなげ、ミスのない全員バレーで日本の頂点に挑む。

全国大会は8月7日に東京体育館で開幕、8日から予選リーグが始まる。
九州勢初・優勝旗を熊本へ
西瑠美佳主将:
まず一戦一戦目の前のことに集中して自分のプレー出せたらいいと思う

ーー目指す目標は?
西瑠美佳主将:
センターコートで優勝することが目標です

熊本県勢のこれまでの最高成績は準優勝で、女子では九州の他のチームも日本一を成し遂げたチームはまだない。

全勝記録をどこまで伸ばせるか、そして大会の優勝旗を初めて九州へ、熊本へ持ち帰ることができるか。長嶺JVCの日本一への挑戦が始まります。
(テレビ熊本)