パキスタンの政治集会で250人以上が死傷した爆発で、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
7月30日、パキスタン北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で行われていた政治集会で、幹部が演説中に爆発があり、少なくとも54人が死亡、200人以上が負傷した。
集会は連立政権に加わるイスラム急進派の政党が開いたもので、ロイター通信などによると、過激派組織「イスラム国」が31日に犯行声明を出し、「真のイスラム教に敵対する民主主義への攻撃だ」と主張している。
パキスタンでは近く総選挙を控えていて、民主主義への反発とみられている。