静岡県に本社を置くフジドリームエアラインズが、次の冬ダイヤで熊本 - 静岡線を運休する方針が分かった。運休についてフジドリームエアラインズは「コロナ禍が明けても搭乗客の戻りが弱かった」とコメントしている。
熊本 - 静岡線 冬ダイヤで運休へ
フジドリームエアラインズの熊本 - 静岡線は2009年7月に就航し、機材不足などを理由に2年で運休。2021年7月に運航を再開していた。

フジドリームエアラインズによると、2023年10月29日から2024年3月30日までの次の冬ダイヤの間で熊本 - 静岡線を運休するということだ。
「コロナ禍明けても…」目標下回る

直近の4月から6月の平均搭乗率は約55%と、目標の65%を下回っていて、運休の理由についてフジドリームエアラインズは「ほかの路線と比べても、コロナ禍が明けての搭乗客の戻りが弱かった」とコメントしている。
細かい運休期間については、8月下旬の冬ダイヤ発表で正式に明らかにする予定だ。

また、フジドリームエアラインズの運休の方針を受けて、熊本国際空港は「静岡線の再開を含め路線拡大に努めたい」とコメントしている。
(テレビ熊本)