ことし4月にサーフィンのプロ資格を取得した高校生が大分県佐伯市にいる。佐伯市蒲江の高校3年生浜矢凪さん。小学4年生の時からプロサーファーに指導を受けるなどして腕を磨いてきた浜矢さん。オリンピックに向けた強化指定選手にも選ばれている高校生を取材した。
プロサーファーの高校生

大きな波を乗りこなすのは佐伯市蒲江の高校3年生浜矢凪さん。実力が認められ、ことし4月にサーフィンのプロ資格を取得した。
「練習していて、いつの間にかプロを目指すようになっていた。試合の時間内に良い波見つけて乗ることが一番難しい。(波に乗った時は)もう最高っすね!超最高っす!」(浜矢凪さん)
両親が全面的にサポート
浜矢さんは佐伯市内から宮崎県延岡市の高校に通っている。県内の海は波が小さいため宮崎県が練習の拠点で、両親が送迎など全面的にサポートしている。

父親の三男さんは、
「本人がサーフィンが好きっていうのが一番大事。ただ目標として本人はプロになりたいということで自分たちもサポートして色々試合とか回って、本人のサーフィンの技術を上げる。プロの世界でも頑張って欲しいというが親の気持ち」と話す。

6歳で始め、小4からプロの指導

浜矢さんがサーフィンを始めたのは6歳の時。両親がやっているのを見て憧れたそうだ。
小学4年生の時からプロサーファーの遠田真央さんに指導を受けるなどして腕を磨いてきた。
遠田真央プロは、
「しっかり真面目に取り組んでて、それが身についている感じがする。中々簡単じゃない上手くなるのって。これからどこまで行くかってのが楽しみ」と期待を寄せる。

去年の全日本サーフィン選手権ジュニアの部で準優勝するなど数々の大会で成績を残し、オリンピックに向けた強化指定選手にも選ばれた。
みんなが憧れるプロサーファーに
「サーフィンの楽しさはやっぱり波に乗るところだと思う。あと技をかけたり難しいところは同じ波が来なかったり、場所によって波質が全然違うところ。今の目標はプロの大会で優勝すること。自分のサーフィンを突き詰めて、もっと上手くなりたい」(浜矢凪さん)
試合に勝ってみんなが憧れるプロサーファーになりたいと話す浜矢さん。挑戦は始まったばかりだ。

(テレビ大分)