身動きが取れなくなるほど道路を埋め尽くす人、人、人。
「イット!」は77万人が殺到した花火大会を取材した。

花火の見物客らで道路は埋め尽くされた
花火の見物客らで道路は埋め尽くされた
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会場入れず“立ち見客”で大混雑

25日、東京・葛飾区の江戸川河川敷で行われた、葛飾納涼花火大会。

コロナ禍の影響で4年ぶりとなった打ち上げ花火が、夏の夜空を彩った。

会場内では、撮影をするスマホの光が“もうひとつの花火”を作り出す場面もあった。

しかし、会場から一歩外へ出ると、光景が一変。道路は群衆に埋め尽くされていた。会場に入りきれないため、立ち止まって花火を見物していたのだ。一歩間違えれば事故も起きかねない危険な状態になっていた。

この事態を収拾しようとDJポリスが出動。「立ち止まらずに、それぞれの方向へお進みください」と懸命に呼びかけた。

しかし、そんな呼びかけもむなしく、会場近くのマンションの前には人がずらりと並んでいた。

“ゴミの山”に“ポイ捨ての瞬間”も…

そして、花火が終わると、道にはゴミの山が残されていた。

取材班のカメラも、女性が水飲み場にごみを捨てる“ポイ捨て”の瞬間をとらえていた。

ポイ捨ての瞬間
ポイ捨ての瞬間

花火会場でひときわにぎわいを見せていたのは、落とし物の案内所。

浴衣を着た女性は、スマホを落としたと駆け込んできた。

スマホを落とした女性:
聞いてください!あした誕生日なんです。
会場スタッフ:
あした誕生日、おめでとうございます。
スマホを落とした女性:
大事な予定があるんです。

戻ってきた夏の風物詩。一人一人のマナーが求められている。

(「イット!」7月26日放送より)

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