JR東日本の列車が走る、埼玉・深谷市。

JR東日本の鉄道が走る、埼玉・深谷市
JR東日本の鉄道が走る、埼玉・深谷市
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線路のそばに近づくと、そこにはある物が持ち込まれていた。

線路に近づいてい見ると、向こう側には…
線路に近づいてい見ると、向こう側には…

線路脇に置かれていたのは、撮影に使う三脚。

線路の向こう側に移動してみると、三脚だけではなく、ロープや赤いケースが
線路の向こう側に移動してみると、三脚だけではなく、ロープや赤いケースが

さらに取材班が線路の向こう側に移動すると、そこには、ロープで仕切られ、一升瓶を入れる赤いケースなどが置かれたスペースが。ケースは、座る用の台だろうか。

「7/27 12系 3名」の文字
「7/27 12系 3名」の文字

ケースに貼られた粘着テープには、「7/27 12系 3名」と書かれている。

今年7月28日に特別運行する予定の「12系」。赤い車体が特徴だ
今年7月28日に特別運行する予定の「12系」。赤い車体が特徴だ

「12系」というのは、今年7月28日に、上野駅開業140年の記念イベントで特別運行する客車のこと。昭和レトロ風の、青い車体が特徴だ。

「12系」運行は7月27日の予定。少なくとも1週間以上前から場所取りをしていることになる
「12系」運行は7月27日の予定。少なくとも1週間以上前から場所取りをしていることになる

その走行シーンを撮影したい、いわゆる「撮り鉄」が、かなり前から場所取りをしているものとみられるのだ。

脚立には、盗難防止用とみられる鍵が
脚立には、盗難防止用とみられる鍵が

三脚のそばには、脚立も放置された状態。盗難防止のためか、カギもつけられていた。

「他人のことを考えない人が多い」多くがマナー守る中…一部で“やり過ぎ”

そこに、別の列車を撮りに来た“撮り鉄”がやってきた。今回の場所取りについて、聞いてみた。

多くの撮り鉄が撮影マナーを守る中、一部でいきすぎた行為に出る人もいるようだ
多くの撮り鉄が撮影マナーを守る中、一部でいきすぎた行為に出る人もいるようだ

別の列車を撮りに来た人:
他人の事を考えないで撮る人が多い。(このポイントは)いい写真が撮れるというので、みんな集まっちゃう。レア度が上がってくると、みんな必死になって撮るんですよね。

多くの撮り鉄が撮影マナーを守る中、一部の人たちの間で目立つ、行きすぎた行為。

埼玉・熊谷県土整備事務所によると、河川周辺での場所取り行為などは禁止されているということだ。

(「イット!」7月19日放送より)

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