旧函館区公会堂など、歴史的建造物が多く残る函館市。まるでタイムスリップしたかのような異国情緒漂うレトロな街歩きが堪能できる函館市だが、グルメの進化はとどまることを知らない。
函館市の新定番をたっぷりご紹介

最初に訪ねたのは、重要文化財 旧函館区公会堂近くに2022年にオープンした「ジョリージェリーフィッシュ 元町公園店」。
本店は函館中心部から車で20分ほどと観光地から少し離れた場所にあるため、観光客にも名物を味わってもらいたいとこの場所に2号店を開店した。

名物は、ピラフの上に豪快にステーキをトッピングし、函館の名産トラピストバターをふんだんに使用したしょうゆベースのソースをかけた函館市民のソウルフード「ステーキピラフ」こと「ステピ」。
このステピがさらに進化したのだ。

「チーズステーキピラフ」には、チーズがたっぷり。バターが最高。チェダーチーズでうま味が増して、チーズとお肉が最高の相性だ。

「ソーセージステーキピラフ」は、ソーセージのジューシー感が加わってものすごくおいしい。
まさにステーキピラフ「ステピ」の進化系だ。
和風ブリバーガーも注目!

2022年に函館朝市の中にオープンしたのは「地ブリショップ」。
地球温暖化の影響で函館の海にも変化が起きていて、約10年で30倍以上も漁獲量が急増したブリ。もっとおいしく食べる方法を知ってほしい、ブリの食文化を根付かせたいとオープンした。

注目の「函館ブリたれカツバーガー」は、カリッと揚げたブリのカツにネギとパセリの和風香草だれをまとわせ、赤カブの千枚漬けを加えたマヨネーズソースをぬってバンズでサンドしてある。
身がぎっしりつまったブリカツとタレがめちゃくちゃ合う、ダシのような深~い味わいも。
しゅわもち夏限定 台湾パンケーキも人気

「カフェ ロブ」は台湾パンケーキが食べられるお店。
オーナーが台湾の夜市で衝撃を受けたというもっちりシュワシュワ食感のパンケーキ。今までにない新しい食感がクセになると話題のお店だ。

夏にぴったり、ふわもち食感とアイスの相性が抜群という「あいすドラ」。
なんと賞味期限は3分!「あいすドラ」はもっちり感がいい塩梅で、あとでシュワッと広がっていく感じだ。
焼きたてのパンケーキはシュワッと感が強いが、あいすドラのパンケーキは冷やしてからアイスを挟むのでもっちり感が強いのだという。
函館市の新定番、ぜひ味わってみてほしい。
(北海道文化放送)