「通報するのがおっくうだった」。死体遺棄の疑いで逮捕された札幌市西区に住む無職の男(56)はそう話していました。

 男は8月5日ごろ、札幌市西区の自宅で、同居する父親(86)の遺体を放置し、遺棄した疑いがもたれています。

 警察によりますと、男は8月8日午前8時ごろ、「父が亡くなっている。2日くらい前に亡くなった」と自ら110番通報しました。

 警察官が現場に駆け付けると、父親の遺体は1階の居間であおむけで倒れていました。目立った外傷はありませんでした。

 司法解剖の結果、遺体は死後数日が経過していて、死因は多臓器不全と分かりました。

 調べに男は容疑を認めていて、警察は事件の経緯を詳しく調べています。

北海道文化放送
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