海外研修を通してグローバルな人材を育成しようと、熊本の高校生をアメリカのモンタナ州に派遣する出発式が県庁で行われた。
熊本の高校生18人がモンタナ州へ出発
この取り組みは熊本県が行っているもので、高校生が訪れるのは県が姉妹提携を結んで2022年で40周年を迎えたアメリカのモンタナ州だ。

7月25日の出発式には派遣される熊本県内の高校生18人が出席し、生徒を代表して濟々黌高校の美川敬さんが「グローバルなコミュニケーション能力を培う良い機会にしたい」と抱負を述べた。

濟々黌高校・美川敬さん:
学びたいというよりも、英語で早くいろんな人と会話したいという気持ちが強くて、その中でSDGsとかさまざまな話題について学べたらなと思っています

この取り組みは新型コロナの影響で休止されていて、今回4年ぶりの派遣となる。
くまモンも「魅力を伝えてほしいモン」
また、出発式にはくまモンも駆けつけた。

「モンタナの人たちに熊本県、そしてくまモンの魅力を伝えてほしいモン」と高校生らを激励した。

モンタナ州政府 駐日代表・坂口マコさん:
うれしいです。前の通りに高校生が海外に行くチャンスがあるというのが、とにかく普通に戻って、生徒が前の通りに選択肢があってモンタナに行ってもらえるというのはとても喜ばしいことです
派遣期間は8月9日までで、参加者は州立モンタナ大学で英語を学ぶ。
(テレビ熊本)