7月20日、札幌に新スポットがグランドオープンした。

中央区の狸小路3丁目にオープンしたのは、複合商業施設「moyuk SAPPORO」(モユクサッポロ)。

開業を待ちわびる人の大行列

狸小路3丁目にできた長い人の列。

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moyuk SAPPOROの開業を待ちわびる人たちの列は、開店前、500人を超えた。

先頭に並んだ人は、「函館から来た。水族館が新しくオープンするので一番に入りたい」と話していた。

オープニングセレモニーには、元北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹さんも駆けつけた。

午前11時の開店に合わせ、待ちわびた人が続々と中に入る。

先着順で、記念品も配られた。

地下2階を中心に計8店舗ある飲食店には、昼どきとあってオープンと同時に多くの人が押し寄せた。

また、3階にオープンしたソニーストア札幌では、8月9日まで斎藤佑樹さんの写真展を開催している。

ソニーストアスペシャルパートナーである斎藤佑樹さんは、「ピッチャーってこんな気持ちでマウンドに上がってるんだな、と共感してもらえるとうれしい」と話していた。

そして注目なのは、都市型水族館「AOAO SAPPORO」。

この水族館は、4階から6階まで3つのゾーンで構成され、250種4000点の生き物などが展示されている。

中でも、両足ではねて移動する姿を間近で見ることのできる「キタイワトビペンギン」は子どもたちに大人気。

「普段見られないペンギンを見られて、とてもかわいかった」と喜ぶ子どもの姿が見られた。

150周年を迎えた狸小路商店街

一方、狸小路商店街が今年で150周年を迎えた。

7月末には、記念イベントも開催する予定だ。

札幌狸小路商店街振興組合・島口義弘理事長は「家族連れなどが少し弱かった。新たなお客様が増えることは楽しみ」と話している。

札幌の新たなランドマーク「モユクサッポロ」が歩み始めた。

(※飲食フロアの営業時間は午後11時まで)