スペインで総選挙の投開票が行われ、最大野党で中道右派の「国民党」が第一党となった。

注目された極右政党との連立は、双方が併せても議席が過半数に届かず、政権発足は難航する見通し。
スペインで23日、総選挙の投開票が行われ、最大野党で中道右派の国民党が136議席を獲得し、サンチェス首相が率いる与党・社会労働党の122議席を上回って第一党になりました。
国民党は当初、移民や中絶、LGBTの権利拡大などに反対を掲げる極右政党の「VOX」(33議席)と連立を組むかが注目されていたが、2つの党の議席を合わせても過半数には届かない。

一方、サンチェス首相率いる左派陣営も議席は過半数に届かないとみられ、8月中旬に召集される国会での連立交渉は難航する見通しだ。