熊本市動植物園で7月17日、2頭のゾウにジャンボスイカが丸ごとプレゼントされた。一体どうやって食べるのか?

大人6人がかりで運ばれるジャンボスイカ。


重さは132kgと、熊本の品評会の新記録だ。育てたのは、熊本のスイカ農家とその孫たち。


この日は動物園にプレゼントに来たのだが…とその前に、ちょっとだけ味見。

そして、ゾウのマリーとエリが登場。食べ応えありそうなスイカを見て、2頭そろってパオーンと鳴き、鼻を高く上げてうれしそうだ。

どんな豪快な食べっぷりを見せてくれるのかと思っていたら…。


足と鼻を器用に使い、真ん中の一番甘い部分を取って、パクリ。

2頭ともおいしそうに食べている。


しかし、スイカ栽培を手伝った孫の1人は、その様子を見て何とも言えない表情を浮かべていた。そして、しぼり出すように「オレのスイカ…オレのスイカ…」とつぶやく。

スイカは、2頭のゾウとおすそ分けされた他の動物たちに、あっという間に完食された。
(「イット!」7月18日放送より)