テーマは「夜の水族館」。昼間では見ることができない、生き物たちの夜の生態をのぞき見ることができる。
夜の水族館の楽しみ方
北海道・札幌市中央区・狸小路3丁目の再開発ビル「モユクサッポロ」の4階から6階に入る水族館「AOAO SAPPORO」では、従来の水族館ではなかなか見られない新たな楽しみ方がある。
札幌市・秋元克広市長：
都心のビルの中で、これだけの空間を作っている驚きもある。すごくおしゃれだし、美術的な展示だと思った
この日開催された「AOAO NIGHT」では、午後10時まで営業する“都市型水族館”の魅力を知ってもらおうと、約400人が招待され、音楽ライブなどが行われた。
八木隆太郎キャスター：
午後8時、メインのペンギン水槽も夜モード変わり少し照明が暗くなっています。昼間は活動的だったキタイワトペンギンたちは、岩の上で羽を休めています
日中は活動的だったペンギンが…
おやすみモードに。
昼間とはまた違った姿を、間近で観察することができる。
AOAOSAPPORO・山内將生館長：
水族館は今は夜。朝・昼・晩と照明計画があって、毎月日照時間が変わる。ペンギンたちに春夏秋冬を伝えるためにやっている
このほかにも、夜の水族館ならではの楽しみ方が。
館内は飲食が可能で、お酒やグルメを片手に、生き物の夜の生態を見ることができる。
どのようなメニューが提供されるのか。
「シロクマベーカリー」手がけるオリジナルメニュー
料理を手掛けたのは、札幌市の人気パン店「シロクマベーカリー」。
シロクマ北海食品・工藤祐希さん：
水族館ということで北海道らしい魚を使って何かできないか、いろいろな魚で試したが、ホッケが一番おいしかった
ホッケと相性抜群で「AOAO SAPPORO」でも展示されている「すじ青のり」を使った“国産すじ青のり＆ホッケフライサンド（680円）”。
ペンギンの赤い目をイメージして、フリーズドライのイチゴをトッピングしたクロワッサンなど、ここ限定のメニューが用意されている。
AOAOSAPPORO・嶋田瀬亜さん：
結構ボリュームがあって、具材も入っているので、流し込むのにはビールが合いそう
そのほかにも、ペンギンをイメージしたパフェや、水族館をイメージした鮮やかな色のカクテルなどが楽しめる。
イベントに参加した人：
最高、とてもおいしい
イベントに参加した人：
買い物の帰りにふらっと寄ったり、彼氏がいたらちょっと寄ったりするなど、気軽に立ち寄れそうな感じ
イベントに参加した人：
ペンギンを見ながら飲むアルコールは最高
夜間も営業する“都市型水族館”ならではの楽しみ方が広がる。
AOAOSAPPORO・山内將生館長：
都会の水辺でゆっくり過ごす。生き物を見るのも楽しいけれど、仲のいい人とゆっくり過ごしたり、水の光で癒やされたり心が満たされる体験を提供したい
「AOAO SAPPORO」の営業時間は午前10時から午後10時となっている。
（北海道文化放送）
