新潟県新発田市の公園で川に転落した5歳の女の子の救助にあたった小学5年生3人に感謝状が贈られた。すぐ大人に助けを求めたという3人。普段の行動がその迅速な対応に結びついたようだ。

サッカー少年3人組に感謝状

7月12日、新発田警察署で感謝状を受け取ったのは、新潟市の小学5年生・曽我康正くん、小川友大くん、樋口佑海くんの3人だ。

事の発端は、6月4日に起こった五十公野公園(新発田市)での出来事だった。

樋口佑海くん(左)/小川友大くん(中央)/曽我康正くん(右)
樋口佑海くん(左)/小川友大くん(中央)/曽我康正くん(右)
この記事の画像(7枚)

サッカーチームに所属する3人はこの日、新発田市で行われた高校サッカーの試合を見たあと、そのまま五十公野公園で遊んでいた。

五十公野公園
五十公野公園

そこで、女の子が岩から川に転落するところを目撃。慌てて駆け寄ると女の子が倒れていたという。

女の子が転落した川
女の子が転落した川

小川友大くん:
こめかみが青く腫れていた

小川くん
小川くん

曽我康正くん:
女の子が立ち上がったときに「大丈夫?」と言って

曽我くん・樋口くん
曽我くん・樋口くん

“普段の行動”生きた迅速な対応

3人はすぐさま携帯での通報を促し、女の子の保護者を探すため、大人に声をかけて回ったという。

曽我康正くん:
クラブチームで知らない保護者に「こんにちは」とか挨拶しているから普通に通報できて、ドキドキしなかった

普段から大人とコミュニケーションを取っていたことが迅速な対応につながったと言えそうだ。

樋口佑海くん:
事故が起きたときに目とか腫れたり、頭とか危ないから助けられてよかった

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。